シーケンサ(PLC)のアドレス

シーケンサ(PLC)のアドレスとは?

シーケンサを使い始める前にアドレスを理解する必要があります。

 

アドレスとは、シーケンサで使える入出力リレー、内部補助リレー、タイマー・カウンターなどに割り振られる番号です。

 

 

マニュアルを入手してみよう

まずはオムロンのCPM1Aのマニュアルを入手して下さい。

 

 

https://www.fa.omron.co.jp/product/228.html

 

i-webの会員になるとダウンロードすることが可能です。

 

 

ユーザーズマニュアルの2−3(2章の3ページ)の

 

性能仕様を見てください。

オムロンCPM1Aー30CDRのアドレス

入力リレー00000〜00915とありますが、使えるアドレスは

 

機種により異なります。

 

 

クリックすると大きくなります。
シーケンサの画像
CPM1Aー30CDRだと、0CHが00-11まで、12点
パソコンのラダー図では、0.00〜0.11 となります。
1CHが00〜05まで、6点
パソコンのラダー図では、1.00〜1.05 となります。

 

出力リレーは、01000〜01915とありますが、

 

10CHが00〜07の8点
パソコンのラダー図では、10.00〜10.07 となります。

 

11CHが00〜03まで4点
パソコンのラダー図では、11.00〜11.03 となります。

 

ちなみに入出力の合計が30点だから、30CDRということです。

内部補助リレーのアドレス

内部補助リレーは、シーケンサ内で自由に使えるリレーです。

 

200CHから231CHまで使えて、それぞれのチャンネルで

 

00-15まで使えます。

 

(どーして15までなのかは、わかりません。)

 

200CHだったら、ラダー図では、200.00〜200.15 となります。

 

16点×32チャンネル(0を含むから)の512個のリレーが使えるわけです。

 

https://kaorujapan.com/img/rireb.jpg

 

こんなのが512個も入っているよーなもんです。

 

 

すごいですよね?

タイマー・カウンターのアドレス

タイマーカウンターのアドレスは00-127まで、128点です。

 

タイマーとカウンターはアドレスが共用です。

 

例えば、00をカウンターで使ったら、同じ00を
タイマーで使うことは出来ません。

 

ラダー図ではTIM00 CNT23 などとなります。