シーケンサーの故障診断壊れ方

シーケンサ(PLC)の最悪の壊れ方

シーケンサで一番恐ろしい壊れ方ってわかります?

 

シーケンサを使い始めて、15年くらいで、600個位使ってきましたが
この状況に立ち会ったのは、2回だけです。

 

その恐ろしい故障とは、入力信号に関係なく、すべての出力がONになってしまうというものです。

 

 

恐ろしや〜、恐ろしや〜・・・

 

ちなみに、オムロンさんの技術者に聞いたところ、起こる可能性は低いが防ぐ手段はないそうです。(汗

 

シーケンサ(PLC)の故障

そのほかの故障としては、

 

電源が入らなくなる。
エラーランプが点灯して、動かなくなる。
出力接点が、入らなくなる。
出力接点が入りっぱなしで、切れなくなる。

 

などが、あります。

 

僕が使っているのは、リレー出力タイプですが、
トランジスタ出力でも、同様の故障が発生する可能性があると思います。

 

つまり、どういうことか?

 

シーケンサーの外部で、保護する必要性があるということです。

 

各出力について、入らなくなったら・入りっぱなしになったら
どうなる?
と考えて、機械を使う人・場所の安全を脅かしたり、機械に重大な損傷を与える
可能性がある出力については、外部で保護する必要性があります。

 

たとえば、リレーのa接点b接点を使って、絶対同時に入らないようにするとか
マグネットスイッチの補助接点を使うとかですね。

 

入力信号についても、同様に保護が必要です。

 

重要な入力信号は2重化して、シーケンサ内でモニターして
同時に入力されない場合は部品交換メッセージを出すとかですね。

 

けっこう想像力使いますよ。