カウンターの使い方

カウンターの使い方

カウンターとは、入力信号をカウントする機能と、カウントされた数をリセットする機能がついたリレーのようなものです。
シーケンサラダー図上でのカウンターの使い方。
(シーケンサメール講座の動画より一部抜粋)

 

 

電源が入っている状態で、入力信号の入力信号が設定回数に達すると、
カウンターのa接点がonになり、b接点はoffになります。

 

ちなみに、電源がoffになっても、途中までカウントされた数は消えません。
(内臓バッテリーが切れると、消えてしまいます。)
リセット信号が入力されたときに、初めてカウントした数が、初期状態に戻ります。

 

ちなみに、シーケンサーの内部のカウンターの電源は、シーケンサーの電源と同期している感じです。

カウンターの応用例

カウンターで機械の動作を数える。

 

リミットスイッチなどを入力信号に使えば、機械の動作回数を数えて、設定した数に達したら信号を出すことが出来ます。

 

例 製品が通過した数を数える。

 

   投入回数を数える。

 

カウンターでシーケンサに機械の状態を記録する。

 

例 タイマーと組み合わせて、アワーメーターを作り、機械の運転時間を管理する。

 

  異常信号を入力信号にして、機械に異常が発生した回数を記録する。

 

機械メーカーだけが使用出来る特殊なスイッチを作る。

 

例 タイマーと制御盤のスイッチと組み合わせて、たとえば5秒以内にスタートボタンを8回以上押したら、異常履歴をリセットするなど。